もう歯が汚いとは言わせない!審美歯科のまとめ

歪んだ歯並びや黄ばんだ歯を綺麗にするため、ホワイトニングや歯科矯正の情報を発信していきます

抜歯後に食事がとれない場合の服薬はどうすればいいか

外科処置後に出される薬

歯科医院では外科処置を行った後に、内服薬を処方することがあります。
ひどく腫れて膿を持っている歯茎を切開した時や、出血や痛みを伴う抜歯を行った場合は必ず薬が出されることでしょう。
多くは感染を予防する抗生物質と痛みを抑える鎮痛剤、さらに抗生剤と鎮痛剤から胃を保護するために胃薬が出されることもあります。

 通常は1日3回毎食後に抗生物質と胃薬を服用し、痛みがある場合は一緒に鎮痛剤も服用します。
特に胃潰瘍などの持病がある人は空腹時に鎮痛剤を服用すると胃に負担をかけますので、食直後に服用するのがおすすめです。

食事がとれない時はどうしたらいい

外科処置を行った後は麻酔が切れると共に、強い痛みが出てくることがあります。
通常外科処置後のアルコール摂取や激しい運動は控えるようにとの注意事項が言い渡されますが、その中には長風呂も含まれます。
熱いお湯に浸かったり、時間をかけてゆっくりと芯まで温まるような入浴をすると、血行が良くなって患部に痛みが出てくるからです。
痛みが強くて食事ができない場合、固形物を摂取するのが難しければ牛乳を飲んだり、プリンやヨーグルトなどの乳製品を摂ってみましょう。
栄養補給用のゼリー飲料でもかまいませんし、スープなどもおすすめです。
傷を治すためには栄養分を摂取することも大切ですので、可能な限り食べるよう努めてください。

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全く食事ができない場合でも服用は必須

人によっては抗生物質を服用すると吐き気がしたり、下痢を起こすことがあります。
この場合は薬が体質に合っていないと考えられますので、すぐに歯科医院に連絡を取りましょう。
もしも診療時間が過ぎていて歯科医師と連絡が取れない場合、いったん服用を中止して翌朝すぐに電話で様子を伝えて指示を乞います。
歯科医院では何種類かの抗生物質を用意していますので、副作用が出にくいものに切り替えることが可能です。
受け取りのために本人以外の家族が行ったとしても問題ありません。
また噛むのがつらくて食事ができず食欲も無いという場合でも、痛みが強くて鎮痛剤が飲みたいということもあります。
しかし何も食べていないと胃の中が空っぽになっていますので、こういう時は鎮痛剤を必ず多めのお水で服用するようにしましょう。
お水をガラスのコップに2杯程度は飲むようにすると、胃にかける負担を和らげることが可能です。
抵抗力が落ちている時に服用を止めると感染するリスクが上がりますので、食事が摂れない時は鎮痛剤以外の薬も多めの水で服用するようにして下さい。