もう歯が汚いとは言わせない!審美歯科のまとめ

歪んだ歯並びや黄ばんだ歯を綺麗にするため、ホワイトニングや歯科矯正の情報を発信していきます

保険診療でも白い歯にすることが可能

金属を使わずに済む新しいクラウン

保険診療では前歯の中央から左右3本ずつを前歯部としており、保険診療でも表面を白くすることができます。
そしてその奥の2本を小臼歯、さらに親知らずを除く2本を大臼歯と規定しており、以前は臼歯にクラウンと呼ばれる冠をかぶせる時は金属しか使用が認められていませんでした。

奥歯は噛んだ時に約60kgもの力がかかるため、臼歯部にプラスチックのクラウンをかぶせると破損したり破折することがあります。
そのため噛んだ時の力に耐えられるように金属しか認められていなかったのですが、新しい材料の登場によって保険診療でも小臼歯を白くすることが可能となりました。
それがCADCAM冠(キャドキャムクラウン)と呼ばれるもので、色は指定されたものの中からしか選べませんが、全面を白くすることができます。
硬質レジンのCADCAM冠は歯科材料の進歩によって誕生したもので、従来のプラスチックだけのハードジャケットクラウンよりも遥かに高い強度を持っているのが特徴です。
CADCAM冠の保険適用が認められたおかげで、それまで笑うと金属色が目立っていた小臼歯も白くすることができるようになっています。

審美歯科にも対応している向田橋たき歯科医院

ブリッジも白くすることが可能

何らかの事情で歯を抜いた場合、その部分を補っておかないと歯並びが乱れてしまい、噛み合わせに悪影響を及ぼします。
歯を抜いたままにしておくと、その奥にある歯が手前に倒れてきたり、噛み合っていた歯が伸びてくることがあります。
そんな状態になることを防ぐためにも、抜歯後は補綴物(ほてつぶつ)による修復が必要です。
抜いた歯の両隣に歯がある場合、通常はブリッジという金属を作製して接着しします。
ブリッジは歯のない部分を川に見たて、両側の歯を土台にするためこのように呼ばれています。
ブリッジでは抜いた部分をポンティックと呼ばれる人工の白い歯で補いますが、その前後は金属を使用することと決められていたため、保険で作ると金属色になっていました。
しかし今は小臼歯を土台とするブリッジも、表側は白くすることが可能になっています。

保険診療で使う材料でも安心

保険で作ったものより自費で作ったものの方が長持ちすると考えている人もいますが、ブリッジやCADCAM冠を保険診療で作製した場合、3割負担になるとかなりの金額になります。
それは保険で作製した補綴物であっても、しっかりとした機能を果たす材料が使われているからです。
自費診療にすればグレードアップさせることは可能ですが、保険だから良くないということは決してありません。